この絆創膏のデザインは問題解決型の好例である。「3次元＆360度」どの場所に貼っても皮膚と一体化するというアプローチは、市場で長らく解決されなかった課題に対する明確な答えを提供しており、機能性と実用性を兼ね備えた優れたデザインになっている。特に、四辺にくぼみを設けた設計が皮膚の伸縮に追従し、指先、ひじ、ひざなど、従来の絆創膏では対応が難しかった部位にも快適に貼れるようになっているのは特筆すべき点である。そして各部位の形状を最適化するための詳細なテストが行われたという背景は、その成果を明確に示している。デザインの余地がないと思われていた成熟商品を進化させた素晴らしい事例として高く評価した。

従来の絆創膏の課題をデザインで解決している。指関節部の曲げ伸ばし部分から浮き上がって剥がれ、水仕事では水が入ってきていた。それを浮き上がる部分のくびれ状のカットを施すことで解決している。また、0.2ミリという最薄ウレタンフィルムの表面にマットな凹凸加工を施すことで、着けていてもほとんど見えないところまで、存在感を消している。傷を見せない、剥がれず水が入り込まず、治りを早くするという一連の課題を形状と表面処理のデザインで答えを出していて、高く評価された。

手指に特化した部位別の形状ラインナップ。
驚くほど肌に馴染むため、”絆創膏は目立つから貼るのが恥ずかしい”という方にもおすすめです。
皮膚本来の持つ自然治癒力を高めて、痛みをやわらげながら、キズの治癒を促進します。